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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年05月12日

現場は・・・

私たち家族は、去年3月まで福岡に住んでいました。
そこで、たくさんの転勤族の友人たち、地元福岡の友人達と出会いました。

宮崎に戻ってきて、このブログを通して、私たち家族の生活を報告しています。
全国各地に転勤していった友人達、福岡の友人達がこのブログを見てくれています・・・

そんな友人達に、今宮崎で起こっている「口蹄疫」について知って欲しい。


そんな気持ちでこの記事を書こうと思います。


みやちゃんの、ブロガーさんたちもたくさん「口蹄疫」について訴えています。
見てください。


我が家のチビスケの内祝いとして、私たちは「宮崎牛」や「宮崎はまゆうポーク」を選び
贈らせてもらいました。

友人達は、喜んでくれ、美味しかった~とメールをくれ、私たちも宮崎人として誇りに思っていた矢先・・・・

この口蹄疫が発症しました。
口蹄疫にかかった牛や豚がいる農場では、すべての牛や豚を殺処分しなければなりません。
農場で1頭だけが感染しても、農場すべての牛や豚が殺処分の対象になります。

なぜなら、とても感染力が強いから・・・・・


宮崎県川南町では、町内の5割の牛や豚が殺処分の対象になっています。
畜産王国宮崎が崩壊しているのです・・・

ノスケパパ、G・Wと昨日、口蹄疫の作業スタッフとして川南に行きました。
G・Wは、種豚施設。
ここでは、大きな種豚を1頭ずつ殺処分したそうです。

口数少なく帰ってきました・・・


そして、昨日。

農家の方の農場で作業したそうです。
そこには、子豚たちもいたそうです。
豚は頭のいい動物・・・・

泣くんだそうです・・・
農家の方も、今まで聞いたことの無い泣き声で泣くんだそうです。
そして、逃げ回るんだそうです・・・

たぶん、豚も処分されているのが理解できているんだと思ったそうです。

そして、かわいい子豚たち。
抱っこしたら、ちょうどチビスケと同じぐらいの体重だったそうです・・・・
ビービー泣いて、泣き叫んで、だんだん袋の中で声が消えていく・・・・

そして、1頭ずつ抱っこしたんだそうです・・・



ノスケパパの話を聞きながら、涙が出ました。

愛情込めて育ててきた農家の方を思うと・・・・
言葉が出てきません・・・



現場では、殺処分の数が多すぎて、大変らしいです。

作業スタッフも様々な方が来ているそうですが、誰も言葉を発しない、
言葉を失いながら、黙々と作業しているそうです



農場主の方も、落胆しながら、処分される直前までえさを食べさせてあげている
そうです。


ノスケパパも、いたたまれない気持ちで帰ってきたはずです。





様々な情報の中で、政治にからんだ話もでているようですが、

これ以上広がらないように。そして、この現状をたくさんの人に知って欲しい。

農家の方の叫びも、色々な方のブログで見ることができます。



報道規制されているのか、携帯のニュースにも、全国放送のニュースにも報道されていません。


こんな悲痛な思いをして、そして、いつ自分に降りかかるか分からない見えない敵におびえて
いる農家の方たちを知って欲しい。

10年前、突然発症して話題となった「口蹄疫」。
あの時、私も、政治の力が国力となって動いたのを、目の前で感じる機会がありました。


いち早い、対応、対策を願ってやみません。




  

Posted by ノスケ at 22:17Comments(14)